目次

  1. TRILL DYNASTYとは?

  2. 成功の秘訣・ビートの特徴

  3. ビルボード1位のビート作成

  4. 今後

1 TRILL DYNASTYとは?

1992年生まれ茨城県北茨城出身のプロデューサー/DJです。

2015年にDJを活動を開始し2018年にプロデューサーに転身しました。

DJからプロデューサーに転身したきっかけの一つとして、DJである時に好きな音楽の幅が狭く自分の追い求めたいものだけを流したかったのでDJには向いていなかった。そして、その時にアトランタのプロデューサーであるZaytovenのインスタなどを拝見していてプロデューサーの魅力に惹かれたとの事。ピアノを弾ける人にとても痺れてその次の日からDJを辞めて作曲を開始したのがプロデューサーの始まりである。

2020年にリリースされたLil DurkのThe voiceのプロデューサーに携わる。

同曲が収録されたアルバム『The Voice』がBillboard R&B/Hip-Hopアルバムチャートで1位を獲得。

日本人初の快挙である。

TRILL DYNASTYが手がける曲

kiddo Marv-Hollow Scars(feat.jackboy)(prod.Trill Dynasty&FJ)

¥ellow Bucks-Keep Smoking(prod.DrellOnTheTrack&Trill Dynasty)

Cz Tiger-ROBOT(prod.Heavy Keyzz&Trill Dynasty)

Lunv Loyal-Liar Liar(prod.Trill Dynasty)

インスタグラムはこちらをクリック⏬

TRILL DYNASTY

 

2 成功の秘訣・ビートの特徴

 

最初の始まりは電気屋で安売りしている3万円ぐらいのパソコンを購入し、スピーカーも2〜3000円の購入。小さいキーボードを買ったのが始まり。そして最初自分の好きな曲を聴きまくりコード進行を真似して耳コピから始めた。

仕事をやりながらでのビート制作であり、ピアノでループ[メロディ]を作っていた。仕事は朝の8時に行き、夜8時に帰ってきて夜中の2,3時まで毎日ループをつくり約1年半ほど続けたとの事。音楽もやっていないのにループを作れた理由は本人曰く、キーボードとセックスをしまくるとの事。キーボードや鍵盤と向き合い自分が最初にかっこいいと思ったところを想像しながら制作をすると語られていた。

音楽理論は勉強中であり、試行錯誤は終わっていないので今の自分にはとても満足していない。キーボードの練習の仕方は完全に独学であり、自分で弾きながら作っているので正解なのかはわからないとの事。

自信が作ったループをTRILL DYNASTYさんが好きなプロデューサーにDMをストーカーのように送り続けてリスペクトしているプロデューサーと繋がり、一緒に作れるようになったのである。送った件数は大体1年間で150件ほど送っていてた。

この当時DMを送り始めたのはビートメイカーになろうと決めた2週間後ほどでDMを送り続けた。

このような直向きな姿勢がビルボードで1位のビートを制作する成功の秘訣になったのであろう。

TRILL DYNASTYさんのビートの特徴は一人で完結させず、何人かで共作をしている。

今では共作してビートをつくるのは主流になりつつあるが、当時は日本ではほとんどやられておらず、日本人がやっているのを海外のプロデューサーやラッパーに面白がられ目に付いたのではないかと語られていた。そしてトレンドを早く取り入れて共作を行う人が日本には当時はいなかったのである。

TRILL DYNASTYさんのHip-Hopのサブジャンルはpainと言うジャンルでありpain musicと呼ばれている。主にピアノ、ギターのベース、ギターのリード、オルガン、サックスなどを使う。

名の通り痛みや悲しみなどが感じ取れるようなミュージックである。

 

3 ビルボード1位のビート作成

Lil DurkのThe Voiceのビートも共作をしている。

共作メンバーは

Trill Dynasty

LowLowTurnThatUp

Ayo Blue

Turn Me Up Josh

である。

そしThe Voiceではピアノとオルガンとギターを担当されている。

曲はこちらから⏬

Lil Durk-The Voice

 

4 今後

今はまだリリースされていないもののJack Boy,Rod Wave,Quand Roundにすでにビートを提供されているようで、本場アメリカのヒップホップシーンで大活躍する日本人プロデューサーのTRILL DYNASTYさんの今後に要注目!

 

余談

TRILL DYNASTYさんが共作をしている理由は自分ではできない事が共作相手にはできる可能性があり、より自分が一緒に仕事したいアーティストやプロデューサーの耳に届く可能性を広げているとの事。

ビートはギャングスタなど傷を負った人たちが歌うイメージで作られている。

 

 

 

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です